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福岡ソフトバンクスホークスの日本一に思う [スポーツ]

今年のプロ野球。
日本シリーズも最終第7戦まで、もつれこんで福岡ソフトバンクホークスの優勝で幕を閉じました。

秋山監督の最後の優勝インタビューをみて、「あぁ、だから優勝したんだな」とひどく合点がいき、また感動もさせられました。
プロ野球の存在価値を高めてくれた優勝だったと思うのです。

秋山監督の優勝インタビューの最後の言葉です。

「今シーズンはですね、あのープロ野球は、3月11日のですね、大変悲しい震災の後にね、スタートしましたけれども、プロ野球として我々がやるべきことは、本当に元気と勇気をね震災(被災)された方々みなさんに与えるということでね、12球団一丸となってやってきました。
その結果ですね、こういう最後の最後の日本シリーズまでね、第7戦まで目一杯選手たちが力を出してファンのみなさんに力と勇気を与えられたと思います。
これからまだまだですね、大変なことがあると思いますけどもプロ野球としてですね、来年もまた再来年もずっとこれからファンのみなさまにね、本当に恩返しをしていきたいと思います。
これからも応援の程よろしくお願いいたします」

”恩返し”。
その想いがとてもスゴイと思います。


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なでしこJAPANに思う。。。 [サッカー]

やはり女子サッカーの話題に少し触れておこうと思う。

女子W杯、決勝トーナメントに入ってからの2試合はリアルタイムで観戦した。
(ドイツ戦とアメリカ戦だ。この2試合になったのは単に休み前だったからに過ぎない)

正直、勝てると思って観てはいなかったし、自分が生きている間に男子とか女子とか関係なくW杯を掲げる瞬間を見ることができるとは思ってもいなかった。
心が震えた。

でも、ここまで触れずらかったのは、サッカーファンでありながら女子サッカーには大きな注目を払ってきたわけではなかったことや、そもそも女子サッカーにはもっと適したピッチの大きさ(男子と同じでは広すぎると個人的には思っている。よりレベルの高いサッカーをみせる為には適したサイズがあると考えている)にすべきと思っていたこと、同様にゴールの大きさも変えるべきだと思っていること(今のサイズでは、GKの重要性が非常に高すぎる。点は多く入るのかもしれないが正直見苦しい残念な印象の失点も多いという印象が強い)もあって、積極的な目で応援してはいなかったという想いがあったからである。

なのに書こうと思ったのは、「なでしこ」フィーバーが巻き起こり、いくつかのメディアでの文章やインタビューを拝読して何点か思うことがあったからだ。

まず1つ目は、彼女たちのプレーしている環境についてだ。
多くのメディアで彼女たちはプレーだけでは食べていかれず、他にも仕事をしながらのプレーになっていることを美談のように取り上げている。
メディアの仕事は、そうじゃないだろうということだ。
今回、W杯制覇という望外の結果を得たのだ。せっかくの流れをしっかりつないでいける仕組み・組織を作っていかないといけないと思うのだが、業界メディアも含め食い潰しているだけに過ぎないのがあまりにも残念だなと思う。
フォローすべきなのが、影響力を持っているメディアの本来のあり方ではないだろうか?
女子サッカー人口の変遷はどうなっているのか?継続的に育成・強化、そして文化として根付いていくためにあるべき形とはどういうものなのか?比較的上手くいっている(?)アメリカやドイツとの違いは何なのか?その中からの日本らしさでの構築についての議論や動きがあまりにも少ないのではないだろうか?
動いているのは、極一部のジャーナリストと誰よりも「なでしこ」JAPANのメンバーや「なでしこ」リーグの選手だけである。
残念でしかない。

2つ目は、なぜ「なでしこ」JAPANは強かったのか?についてだ。
分かりやすく見れば「なでしこ」は自分たちの強みを活かしたサッカーをしたからという風になるのだろう。
もちろんそれはそうなのだが、実は彼女たちの強みであるあのスタイルの裏には、相当量のハードなトレーニングがあり、その賜物だったのだなと気づかされたことだ。何ともいえないショックを感じたのである。
実際の試合で、彼女たちがスタミナや走り負けているシーンは一度もなかったではないか?なぜ気付かなかったのだろうということと、どれだけの想いと努力があったのだろうということに想いが飛んだからである。
そして振り返ってみて、自分はそれだけの情熱を何かに費やしているかと考えるとさらにショックが大きいのだ。
また、余談気味ではあるが、そういう部分ではオシムさんがやっていたこととも似ているのではないだろうかという感想もある。

3つ目は、グループの関係性である。
今大会の「なでしこ」は、コミュニケーションもよく取れていて、かつ仲良しで「なぁなぁ」なだけでない、むしろある意味際どいギリギリの関係の中で言いたいことはいいながらも気を使うといったグループが構築されていたのではないかと推測できることだ。
選手もそうだが、スタッフも含めものすごいことだったのだろうなと感心するばかりである。

そしてトータル的には、「なでしこ」強さの秘密は、それらが全て複合したものだったのだろうと思う。
「強調(人間)」と「危機感(ハングリー精神)」、「想い」の全てである。


最後にもうひとつ。
トルシエ・ジャパン、ジーコ・ジャパン、オシム・ジャパン、岡田ジャパン、ザック・ジャパンと男子は監督ごとに意味も分からず愛称が変わる。
しかし、女子は「なでしこ」という言葉(=理念)を得た。
具体的に何かというと、これだって不鮮明といえば不鮮明であるが、日本人であればなんとなく「なでしこ」と言ったら「日本らしさ」でしかないと無意識に想うのではないだろうか?
そして、「なでしこ」の幸運は「らしさ」であるというイメージを得たが故にその「らしさ」を求めざるを得なかったという部分にあったのではないだろうか。
言葉の妙である。

何にしてもおめでとう、そしてありがとう!


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エバンスゥゥゥ! [スポーツ]

今年のツール・ド・フランスの最後ともいえる第20ステージ個人TTでようやくマイヨジョーヌが確定しました。

黄色いジャージを手中に収めたのは、カデル・エヴァンス選手。
どうして、この人はこんなに不運なのだろうと思っていたエヴァンス選手がようやくというか念願のマイヨジョーヌを獲得します。

あーだコーダは言うまいとも思うのだけれど、ひとつだけ言いたいのです。

エヴァンス選手、あなたがマイヨジョーヌを“獲得”できたのは、他ならぬあなた自身のおかげだということです。
もちろん毎年同じように力を注いで頑張っていたのだろうと思います。
でも今年のエヴァンス選手は、画面を通じて違って見えました。
極論で言えば、“転がって落ちてくる”マイヨジョーヌを待っていたようにも見えた例年と比べ、マイヨジョーヌを獲得するために“攻めていた”ように見えたのです。
そして、その結果が自身の強みともいえる個人TTでのマイヨジョーヌにつながったのだろうと思うのです。
ピレネーでは、大きく攻めるということはありませんでしたけれども、相対的な自分のポジションをみながらの安定した動き、アルプスステージでの他の選手の動きにチームのバックアップも薄いとみえる中での自身の力を割いてのチャレンジ。
「エヴァンスには、もう余力はないんじゃないか」とも思える激しいチャレンジでした。
その中でのマイヨジョーヌ“獲得”。

オイラも素晴らしいレースの結果に何よりもウレシイと感じるのです。
ホントにおめでとう、エヴァンス選手。

来年は、レース前にも色々あり、レース中にも不運の多かったコンタドール選手に頑張ってほしいと思います。
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サッカーアジアカップ日本代表雑感 [サッカー]

カタールとの準々決勝でようやく吹っ切れたか?
1対1を決められる選手と決められない選手。
香川の良いところは、それを決めるチカラがあるところなのだろうと思う。

吉田は面白い貴重な経験をしていると思う。
高さという日本にとっては貴重な資質を持っていること、フィード力にも強みがあることを活かして、日本のDF陣の中心となれるように成長して欲しいと思う。

柏木も悪くはなかった。
本田、香川などはじめポジション争いは激しいと思うが、献身的な運動量とバランス感覚、パスセンスと強みは多い。
頑張ってほしい。
いまの日本代表は、遠藤のチームだとも思うが、もしかしたらその遠藤の後継者足りえるのは柏木かもしれない。

今大会、見ている分にはなかなかに面白いゲームを展開してくれていると思う。
準決勝以降も期待したい。


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今年もまた・・・ [F1]

「これもレース」とは言うけれど、そうは簡単に割り切れないのだろうなと思う。

アロンソ(というかフェラーリか?)は、最後の最後で自分たちのレースではなく、相手を見たレースをし過ぎてしまったのだろう。
もしくは、過信し過ぎたのであろうか。
我々は、4位以内からこぼれないと・・・。

まぁ、何にしてもビックリな結末でした、今年も。

おめでとう、ベッテル!


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横綱:白鵬関の54連勝に思う [スポーツ]

大相撲の横綱:白鵬関の54連勝とは、ほんとにすごい記録だと思う。
ただ少しだけ思うのは、もちろん白鵬関の努力や姿勢には本当に目を見張るものがあると思うが、それだけの連勝を許すということは、大相撲全体にとって果たして本当にいいことなのだろうか?

朝青龍関が健在だったら、この連勝を許したであろうか?

連勝などを見ていると心が高ぶってきて、期待もする。
素直にいい面もあると思う。
でも、飛び抜けているのではなく、切磋琢磨しながらやられやりつつのライバルの存在と、ライバル同士の「大相撲」が展開されているほうが実は良いのではないだろうか?
そのように思う部分もあり、簡単にメモしておこうと思ったわけである。

実は、いちばんそう思っているのは、白鵬関だったりして・・・。


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サッカー天皇杯の東京都代表に「東京ヴェルディユース」に思うこと [サッカー]

今年のサッカー天皇杯の東京都代表が、東京ヴェルディユースになったとの事。
テレビのダイジェストでしか拝見していないが、他のどのチームよりも洗練されていたし、レベルも高かったように思う。
(最近のJリーグ自体に高校生年代も出場していることを考えれば決しておかしいことではないのだが・・・)

それらの事象を思ったとき、東京ヴェルディの経営状況がどうかというのが気になると思ったわけである。
歴史もあり、充実しているユース組織は、Jの、というか日本の宝でもあると思うのだ。
東京ヴェルディは、存続させなければならないと思う。

それが、というかそこに、日本におけるサッカー民度を計る尺度が見て取れるように思う。
自分に何ができるかというのもあるし、考えたいとも思う。

でも、そのようなサポーターの熱意しか、東京ヴェルディを取り巻く環境の元には本当にないのだろうか?
経営陣の本気度というのは、どれほどなのか?
なんかそんなことを思ったヴェルディユースの質の高さだった。


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トップランナー:福山雅治 [テレビ]

「途中であり、過程である」

「満足するときは、『死ぬとき』か『あきらめたとき』」

 など、人気があって、メジャーなアーティストにフューチャーしただけのトーク番組構成かと思っていた。
実は全くそんなことはなく、福山雅治という人柄・考え方だけにとどまらず、なぜ彼が成功したのかが垣間見える非常に良質なプラグラムだったと思う。

「しまった!」という感じだ。


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ちょっと、納得感が。。。ない【ツール・ド・フランス】

うーん、まさかのマイヨ・ジョーヌ交代ですか。。。
正直、ちょっとセコイ感じを受けなくもないですけど。。。

でも今年のツール・ド・フランスは、トラブルのない人間が勝つレースになっているのかもしれない。
そして、ここまでのところ優勝を期待されていた選手で、何一つトラブルを受けてない選手。

コンタドール。

このまま行けるのか、それとも最後に彼にもトラブルが落ちてくるのか。。。
彼が力的に抜けているのは間違いないのではあろうけど。。。
トラブルを呼び込まないのも強さだとは思うが、今日のタイミングはいささか王者らしくはないようにも感じる。
勝負とはいうもののねぇ。。。
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【W杯2010】オランダvsスペイン<決勝> [サッカー]

ワールドカップもついにラストゲーム。
あまりあーだこーだ考えずに決勝戦らしい緊迫感を楽しんで観戦した。

なので簡単な印象と感想だけ!

オランダは、勝負に拘ってきた戦い方をしてきたなという風に見えた。
そして、後半30分までは、「基本的にオランダのゲームだな」というように観ていた訳で、スペインのほうが日程が厳しい分だけ時間が経てば経つほど不利かなという風に思っていた。

一方のスペインは、準決勝までの戦い方と同じ方向性でゲームに入ってきた。
ただし、疲労なのか、正直全然運動量が少なく、効果的にゲームが進められていたようには見えなかったのだ。

そして、後半30分を回る。
さらに落ちるだろうと思っていたスペインだったが、実際はオランダの方がガクンと落ちたというのが大きなポイントだったと思う。
その結果、徐々に押し込まれるようになっていく。

もうひとつは、選手交替が選手層というのも合わせてスペインの方が上手くはまったのが大きかった。
ナバスは、交替したペドロより、より明確にサイドでの基点として機能し、前線に飛び出てきて攻撃力UPとギャップを生み出す役割を与えられて、十分な仕事を果たしたセスク。
スペインは、選手交替が非常に意味があった。
逆にオランダは、エリアにしてもファン・デル・ファールトにしても十分に機能ができなかった。
この差は、大きかった。

シャビやイニエスタ、ビジャやセスク、ロッベンやスナイデルなど。
表現は難しいが、狭い距離感の中で正確にパスをつなげる、そして細かいタッチでのドリブルができる。
こういう機能を持った選手層の差が、勝負を分けたのかもしれない。
そして、それはそのまま今の世界のサッカーの潮流でもあるのかもしれない。

そんな決勝戦だったと思う。
スペイン、おめでとう!
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