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コンフェデ杯【vsイタリア(3-4)】 [サッカー]

少し遅くなったが、コンフェデレーション杯のイタリア戦についてちょっとだけ。
個人的な評価としては以下の通り。

①点数をつけるなら0(ゼロ)点。
今大会では、公式戦であるということも含め個人的に結果を重視すべきという風に思っているから。
ゆえに内容はそこそこ良かったのだとしても(スコアとスコア経過だけを見れば面白かったと思うが、それは第3者の見解になってしまうし、激賞するほど良かったとも思わない)、負けた以上ゼロ点でしかない。
救いは、選手たちが「よくやった」と満足していないことだろうか。

②今期のチャンピオンズリーグなどでも顕著な傾向のひとつだと思うが、代表チームレベルでも「どのように、どのようなタイミングで、どのような意図を持ってボールを回収するか」という部分が、以前と比べてとても重要な要素になってきているように感じる。
リスクをとった上でアグレッシブにしていかないと勝負ができない状況になっているのかもしれない。
ブラジル戦ではできなくて、イタリア戦ではそのチャレンジをしていた。
その違いが、結果ではなく内容としては反映されていた。

加えて余談だが、そのチャレンジは4年前(?)の岡田監督がやろうとして前半45分しか持たなかったモノに近かったりして・・・。

③重なるが、勝たなきゃいけないゲームだった。勝てる試合を落とした。
2-0はサッカーで一番難しい得点差とはよく言うが、それでも2-0になった時点で、ゲームとしてはクローズできるようになるべきだし、すべきと思う。
まだまだ幼い。

メディアの喧騒がよく分からないが、ザックリとした感想は以上。


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コンフェデレーションズカップ【vsブラジル(0-3)】 [サッカー]

本気の勝負で、日本ももちろん何かを試すというよりは、勝負に拘った試合だったと思う。
結論から言えば、個人的には想定を外れる結果であり、非常に残念だった。

正直なところ、昨年の10月の親善試合からもう少しいい勝負ができるのではないか思っていた。
が、近づいているどころか、縮まらない深い差があったように感じた。
コンディションの問題なのか、いずれにせよ残念な結果である。

その中でも特に気になったのは、どうやって得点を取っていくのだろうという部分である。最後の失点を除く2つの失点については、もう単純な個々の差であり、日常における勝負の厳しさの差であったと思う。つまり、しようがない失点だったと思うし、言い換えれば対処・対応が見込める失点だったと思う。ゆえに、勝負をものにしていくには、どう得点を積み上げていくのかという事になるのだろうと思っている。
しかし、どういうことか?この日本代表は時間が経つごとに徐々にその部分が劣化しているのではないかと思う。
この大会では、どうすることもできないのかもしれないが、今後は本大会に向けて、大胆に変化させるべきではないだろうか?
香川や本田は、代表に本当に必要か?そういうことかと思う。


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国際親善試合 日本vsブラジル(0-4) 雑感 [サッカー]

感想を簡単に。

まず、日本はオープンに戦って、今の立ち位置を知ることができた。
そういう意味で非常に良いマッチメイクだったと思うし、良い経験になったと思う。
こういうマッチメイクを年数回必ず実施して欲しいものである。
(今日の結果(内容を見ずに)で、先方が組んでくれるかという不安はあるが・・・)

試合の全体観の感想としては、オープンに組んでみて、こんな感じなんだというのが率直な感想だ。
点差はついてしまったものの違和感はないなというのが実感という意味である。
オープンに組むこと自体が無謀だというのが、従来の認識ではなかっただろうか。
しかし、逆にオープンに組んでこの程度であれば、今後は必要以上にリスペクトすることもない。
普通に勝つためにガッツリ組めばいい、そういうレベルでもあるんだなということである。

もう一つ違う言い方するのであれば、今回は、自分たちのスタイルを貫いたが故の点差だろうが、勝負にこだわるのであれば違うやり方もあり、違う結果も求められるなということである。


以上を踏まえたうえで、詳細の印象を何点かいえば、
 ・ボールのとめ方というかスイッチの上手さ
 ・技術に根ざした間合いの違い
 ・それらを含めたスピード
   (このスピードは、正直初体験に近いものであったのではないだろうか。カウンター時などに
   わかりやすかったと思うが・・・)
 ・サッカーインテリジェンス
   (相手の強みに対して後半にはアジャストできてきたのはブラジルだった)
 ・全ての失点は、日本側のミスが原因でもあり、見逃してはもらえない厳しさ・上手さ
に非常に違いを感じたわけである。

それと、ネイマール、すごいね。。。


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ロンドン五輪 女子サッカー決勝【日本vsアメリカ(1-2)】 [サッカー]

非常に良いゲームだったと思う。
エモーショナルな自分になってしまう部分もある。
印象的だったのが、試合終了後に本当に悔し涙を流しているシーン。
この悔し涙こそが、彼女たちの強さなのかもしれないな、心の底から金メダルが欲しかったのだなというのを感じさせる光景だったように思いました。

宮間選手は、今大会決して好調とは言えないようにも見えましたが、キャプテンとしてもどれだけ多くの重責を背負っていたのだろうと思います。

日本女子サッカー30年の歴史は非常に苦しく厳しい期間が長く、今ようやく少しの良い期間が来ているのかと思います。
この状態がすっと続けられるかは何とも言えませんが、つないできた歴史を継続してつないで、とぎれないようにしていくこと、バックアップをしていくことが大事だなとつくづく考えさせられました。
彼女たちは分かっていると思います。
まだまだ頑張ってください&とりあえずお疲れ様!

決勝戦、そのものについても少し。
ゲーム内容では、日本の方が勝っていたと思います。
それは多分に、双方の蓄積した疲労は大きいとは思うものの、コンディションの良否の差だったと思う。
そういう意味では、日本代表は非常に良い準備をしてきたのだと思います。
(決勝戦まで見越した調整)
それゆえにアメリカ代表の個々のチカラの部分で2失点を喫したのは残念でした。

2失点については、モーガン選手を日本は警戒しすぎた結果かなと思います。
1点目は、モーガン選手のスピードを警戒しすぎて岩清水選手が間を取り過ぎてしまったために、良いクロスがあがってしまった。
体を寄せても千切られるようなシーンではなかったと思います。
2点目も阪口選手がモーガン選手を気にして、モーガン選手のいる左を切ったためロイド選手の利き足の右(それも中央)を開けた結果、持ち出されて素晴らしいシュートを打たれてしまった。
難しい問題ですが、モーガン選手の存在感が日本にとって、それほど大きかったということでしょう。

日本の得点については、ソロ選手の好セーブも含めシュートがもう少しゴールに縁があればなぁ、としか言えないでしょう。
PKを取ってもよいシーンもありましたが、総じてレフェリーも良いジャッジをしていたと思います。

良い決勝戦だったと思います。


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ロンドン五輪 男子サッカー準決勝【日本vsメキシコ】 [サッカー]

メキシコは、思っていた以上に良いチームであったことは間違いない。
(ファビアンやアキーノは、とても印象的であった)
だとしても、非常に残念な結果だったことには違いはない。

直接的な敗因は、2失点目につながった扇原のミスだろう。
ミスという以外に言い方はないのではないだろうか!
「よくやった」「しようがない」とかではなく、明確に「お前のミスだったな」と指摘した方が本人のためにも良いのではないかと思う。
素晴らしいプレイ、素晴らしい選手として、今後のどこかで今回感じたであろう何かを還元してほしいし、期待する。

全体としては、コンディションがメキシコを下回った印象だ。
準々決勝では、メキシコの方が厳しい試合をしたが、よく動けていたのはメキシコだった。
スケジュール(会場)の問題なのか、それ以外の何かなのか、それとも「想い」の差だったのか。

選手交替もこの試合に限れば全く効果的にはならなかった。
この展開では、前線でボールを引き出すような動きをする選手が必要だったように思うが、そうはならなかった。
宇佐美や斉藤のような自分で勝負できる選手ももちろん必要なのだが、引き出すのが得意な選手はベンチにはいなかったのかもしれない。

残念ではあるが、まだもう1試合あるのだ。
熱い想いで、しっかりと次を勝ち取ってほしい。


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ロンドン五輪 サッカー超雑感 [サッカー]

【男子】
たどっている経過、サッカーの質というわけでなく全体のムード・雰囲気が、南アフリカW杯に似ているような気がしてならない。

プロセスや本来の目指したゴール地点への道のりとしては失敗したが、現実的なところを認識し、見つめ直してアジャストしたら上手くいっている。
そんな印象を受ける。
ただし、そこで繰り広げられているサッカーは、決して魅力的なものではない。

この感じが「日本らしさ」となってしまいそうなのが個人的には嫌だなと思っている。

【女子】
グループリーグ2位通過は、非常に意味があると思う。
結果として実るかは何ともいえないが、最後に勝っているために最良の選択をしていると思う。
(男子とは違うな(笑))

サッカーの質という面では、鍵を握るのが澤穂稀の出来というか、澤穂稀の機能だろうか?!
具体的に言うと、ゴール前に中盤から飛び込んでくる人間が現在いないというか圧倒的に不足している気がする。
だから得点の香りが非常に弱い。

従来のなでしこJAPANにあった怖さと比較して圧倒的にそれがないために怖さとして不足していると思う。
そこに光明が見えることが、希望している結果に辿り着くための条件になるのではないだろうか?


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ユーロとハンドボール化(清水英斗氏のコラムを読んで) [サッカー]

2012.6.26付けのスポナビの清水英斗氏のコラム『現在サッカーの過渡期にあるユーロ ハンドボール化しつつあるサッカーの未来とは』が興味深い。

今回のユーロ、僕は限られた試合しか観戦していないので、確かな見解として言えるものではないが、直近の傾向として、「確かに」と思わされる。

僕は、「まとまった練習時間や実戦の場が限られる代表チーム」は、(氏も想像しているであろうが)既にクラブチームと代表チームを同一の線上で、その戦略・戦術を見るのは南アフリカW杯を最後に意味がなくなったと思っている。
言われている通り「○○(クラブチームが入る)化」という事で、そこにひとつの楔を入れている(あるいは試している)という意味で、今ユーロが存在しているのかもしれない。
そして、それは確かに過渡期ということを示しているのかな、ということも思う。

ハンドボール化(とりわけクラブチームにおいて)=バルセロナ化であったとするならば、それをつきやぶった先に新しいスタイルが確立されるのかもしれない。
それが、どんな形になるのかはもう少し考え続けてみたい。

一方で、バルセロナの選手を多く揃えたスペイン代表が、バルセロナになり得ていないというのは確かにそのように思う。
それは指摘通りメッシがいないからという所にその理由を見出せるであろう。
バルセロナ化が、今後各チームでも更に進んでいくのであれば、そこにはメッシ的な選手が必要とされる時代がきているのかもしれない。
つまり、ストライカーとしての“個”が重要視されるということかなと思ったりするのである。

その“個”の能力では、ストライカーであるだけでなく、MFっぽくもあるということかなということである。
それは具体的に言えば、まず当然メッシであり、もっと点をとるイニエスタであり、香川みたいなタイプなのかもしれない。


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EURO開幕、雑感 [サッカー]

EUROが開幕し、2~3試合を観た印象を。
一番印象的なのは、ディフェンスのありかたであろうか。

バルセロナではないが、バルサ式とでもいえばいいのか?
いかに早く相手ボールを回収するかというような、相手陣地の深いところからでも相手ディフェンスラインのボールホルダーに気休めではないボール奪取のプレスがかけられている。

世界のトレンドは、こうきているのだなと感じずにはいられない。

僕は個人的に岡田前日本代表監督を良く思っていないので微妙なのだが、岡田さんが取り組もうとして失敗に終わった取組みが、より洗練されて無茶がない形で実施されるようになっているのが今のトレンドに見えなくもない。
当時は、ディフェンスの仕方が面的に広い範囲での連動過ぎたのか?あるいはそれ以外の事由から結果として90分続かなかった(続けられなかった)ので破綻をきたした。

それは、スタミナとかの問題ではなく、その後の、というか前提となる指針(ボールを保持することが最高?という)が未成熟(=監督の限界)だったのではないかと今思う。

それらがキレイに整理され、今のトレンドとして拡がっているように思う。
いずれにせよ、トレンドはバルセロナあたりに源流があり、クラブから代表チームへの流入というのが強く感じられる次第である。


タグ:EURO
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2011-2012CLファイナル雑感【バイエルンvsチェルシー】 [サッカー]

ゲームを見ながら思ったことを。

バイエルン、出場停止があった事もあるのだろうが、選手層が薄すぎたのが致命傷になった印象である。
ゲーム終盤になって疲労で単調になってきても、リズムを変えたくても切れるカードがなかった。
これが大きかったように思う。
もうバテバテのクロースを引っぱり続けるしかなかったのが辛いところだった。
日本人的に見れば、宇佐美は信頼されていないんだなということが明白だったなということ。
そして、そういう選手をベンチ入りさせなきゃいけないということが上述の何よりの証拠であろう。

リズムと空間を支配できる、ギャップを生み出せる選手は誰なのだろうと思ってみていた。
バイエルンではミュラー、ゴメス、ロッベン、リベリーだったろうか、とりわけミュラーが「なぜか」という感じで空間に現れるのが印象的だった。
それが得点につながったのだろうけど・・・。

チェルシーでは、ドログバ、マタあたりだったろうか?
ドログバは、リズムを急激にゼロにするというか速くする印象で空間を独占するイメージだ。
相変わらずの強烈さだった。

今日は、アウェイだったことも含めチェルシーの良いほうに進んだように思う。


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U-23日本代表とアーセナル [サッカー]

ロンドン五輪予選 日本vsシリア戦を観て思い出した、気付いたのは、アーセナルのことだった。

五輪予選のこの試合、実況でも言っていたように、1-0リードの後半戦に必要だったのは、リズムを整えオープンなゲームにせずに試合をクローズすることだった。

しかし、この若い日本代表はそれができなかった。
それを観ていて思ったのが、「まるでアーセナルみたいだ」ということだったのです。

そうか、ここ数年アーセナルがタイトルを取れないのは、やはりレベルは高くともチームとしてのバランスが取れていないということなのだろう。
才能のある若い選手を抱え、良いサッカーをしていてもそれだけはどうにもできない部分もある、そういうことをあらためて思わされたわけである。


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