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トヨタもF1から”撤退”の意味することは? [F1]

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20091104AT3L0406A04112009.html

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20091104AT1D0400904112009.html


昨年のホンダに続き、トヨタも09年限りでF1から撤退することが発表されました。
びっくりはしたのですが、それよりも時代が変わってるんだなという感慨のほうが大きいかもしれないです。

”撤退”するのは、トヨタだけじゃなく、BMW(09年限り)やブリジストン(10年限り)もです。
これは一体何を意味しているのでしょうか?

オイラの感想は次の2つです。

①、”撤退”なのではなく、F1という装置が”先進国と呼ばれていた国、あるいは自動車産業”から見捨てられた、見捨てられつつある過程であるのではないかということ。
つまり、先進国の中ではF1というものの存在意義が確認できない。
F1は何のためにあるのかという根本的な部分を見直さないと先進国からは見捨てられ、存続するとしてもFIAなどの主導権含め全てが新興国と呼ばれる国や人たちのものになるしかないのではないか?と思うのだ。
(もちろん新興国で、需要があるかは不明だし、機構を運営・維持できるかも不明だ)
F1は、あまりにも長い間変わらなすぎたのではないだろうか?

②ホンダの昨年の撤退会見の言葉ではないが、化石燃料で動く自動車という装置自体が、すでに不要になっている、もっと言えば自動車という存在自体の価値が失われつつあるのではないかということだ。
自動車メーカーは、自社の存続のために自動車ではない他の新しい何かを生み出す必要性が出ているのではないか?


「次の世代に何を残さなければならないのかということを考え」(豊田章男トヨタ社長談)た結果、F1にあるものは次の世代に残すべき何かではなかったということだ。
去年のホンダも同じことを言っていたが、正直まだそこまでは感じられなかった、感じていなかった時代の移り変わりという事を今回のトヨタの”撤退”でオイラは強く感じたということである。
日本という国の未来にもオーバーラップし、そのような環境下で自分はどう生きるか、何を残せるか、できるかなどと考えてしまう。
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