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自民党内閣と幕末江戸幕府と自分 [時事]

最近の自民党内閣(麻生内閣)の状態や中川財務相の酩酊会見の話を見聞きして、思うことがあります。
何かといえば、それは、「今の日本の状況・状態(自民党内閣)と幕末期の江戸幕府の状況・状態が似ている気がする」というものです。


「じゃ、具体的に何?どこが?」と言われると上手く表現できないのですけれど、例えば、

現代の日本は、世界的な金融・経済危機にも関わらず、一応世界第2位の経済力を持っている国として求められる機能・役割を積極的に果たすこともなく(その気があるのかもしれませんが結果的には・・・?)、ひとりある種”牧歌的”とも感じる国内の政治状況(次期総選挙に向けての票読みへの動きや、派閥権力闘争をしている風としか思えない感じ。もちろんメディアがアホもしくは、恣意的にと言う可能性もありますが・・・。国会で首相の漢字が読めるとか読めないとかいう議論をしているのも、そういうレベルのひとつと思う)に陥っている感じです。

一方の幕末期の江戸幕府はというと、蒸気機関の発明などに代表される産業革命によって、経済が世界レベルへ変わる状況下において、日本にも”開国”要求という形で、世界の中の日本という役割も求められたのだと思うのです。
しかし、形式化しておりまともなリーダーシップを発揮できない将軍と、周囲でそれらの要求に十分な検討・対応もできなかった老中(それまで、それこそ権力争いばかりだったのではないでしょうか?)
などといった状況でした。
その幕末の江戸幕府との状況が似ているのではないかと思うのです。


結局その当時は、どうなったかというと、”外圧”と”志”を持った人たちが世界の中の”日本”という国のあり方、役割を果たすべく活動したり、学んでいくことで、今日の近代日本を作り上げていったと思うのです。
ひるがえって、現代の日本の政治はどうか?


明治維新にあたって、軍事面で特に大きな役割を果たした西郷隆盛のような人材は必要ないのかもしれませんが、殖産興業という経済面をはじめ強力なリーダーシップを発揮して、日本を率いた大久保利通のような人材や、実行力ではイマイチだったかもしれませんが立法や規制など必要な環境・ビジョンについて先見の明が多かった木戸孝允のような政治家が必要なのではないでしょうか?

そして、現在の政治家にそのような人材がいないのは、現れないのは、そういった人物を生み出すべく下地がない、言い換えれば我々国民一人ひとりの民度が十分ではない、成熟していないということなのだろうな、と常々思うのです。
なので、小っちゃいですけど、せめて自分から、そう思って何事にも取り組んでいかなきゃと思います。


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