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オーストラリアは強かったか?@W杯最終予選 日本vsオーストラリア 戦評 [サッカー]

結局、ドローで終わったこの試合について以下の3つの観点から感想を述べようと思う。
1、この試合の結果で、日本の状況はどうなったか。
2、試合の感想。なぜ日本は勝てなかったか。
3、今後に対しての不安


【1、この試合の結果で、日本の状況はどうなったか。】
グループA首位のオーストラリアをホームに迎えた試合はスコアレスドローという結果に終わった。
この結果で状況が何か変わったかというと、オイラはあまり変わっていないと思う。

勝って勝ち点3を取れれば、楽になるのは間違いないのだが、かといって引き分けだったことで大きな問題かというと、相変わらず混戦のままで抜け出せない。
混戦度合いの状況がより混戦(=相手のモチベーションを維持させてしまった)になったという位と思っている。

次のアウェイのオーストラリア戦で勝ち点を持ち帰ることのほうが、より重要な気がしている。
(それかオーストラリアは、もう飛び抜けてもらって、カタール・バーレーン・ウズベキスタンを確実につぶすことを考える。もしくは相手がつぶしあう(=引き分け)を願う)

【2、試合の感想。なぜ日本は勝てなかったか。】
さて、この試合を振り返ります。
まず、今日のオーストラリアは、正直強かっただろうか?
オイラの感想を言えば、強くなかった、もっと言えば勝てないとおかしいくらいのレベルだったのではと思う。
そんな状態の相手に結果は、ホームでドロー。
内容的にも、可もなければ不可もない、特筆すべきこともなかった。
そのように思ってます。
ただ単純に予選の試合を1試合消化してしまった。
そんな感じ。
(上述のように相対的に他力本願度が若干上昇)

では、何故勝てなかったのだろうか?
オイラは、運動量が少なかったのが最大ではないかと思う。
週末に欧州のリーグ戦を観ることがあるが、90分を恐ろしいまでに走る。
正直、比較ができないくらいの差ではないかと思う。
特に違うなという部分を具体的に言えば、中盤を担った4名の動き。
特に追い越す動きやスペースに飛び込む、スペースを作り出すようなダイナミックな動きが少ないが故に、オーストラリアゴール前にギャップを作り出せなかったと考えています。
だから「うおっ」と思うような決定的なチャンスがほとんど作り出せない。
決定力とかいう前に、そのようなゴールする為に必要なものが何かとか、目的に向けたチーム全体の連動とかが不足していると思うのだが・・・。

長い移動時間があって、状態のよくないオーストラリアと同じような運動量に見えたが、それではね、という感じだ。

【3、今後に対しての不安】
そして、何よりオイラがこの試合を通じて不安になったことがある。
ホームで勝てる気がしないということだ。
それはなぜか?
個人的には以下のように思っている。
1、ホームでは負けたくないという想いが勝ってしまう。故に勝つサッカーではなく、負けないサッカーの指向になっている。
当然対戦相手も同じ発想なので、ズルズルといってしまう。
2、岡田さんの限界。やはり岡田さんのサッカーがリアクションサッカーしかできない、アイディアを持っていない。
したがって、自分たちで勝ちに行くサッカーができていない。

となると、この後の予選の試合もホームで引き分けてしまうのではないか。
その結果、アウェイで勝ち点3を落としたら必然的に負のサイクルに陥るのではないか。
(そのくらいになれば逆にホームでガムシャラにいって勝てるのかもしれないが・・・)
それが何よりも怖く、不安であり、この試合を通じての一番の印象・感想である。


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