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キリンカップでの収穫と感じた部分は何だったか?【キリンカップ総評】 [サッカー]

W杯最終予選前のテストも含めた大会。
日本代表は、2試合(vsチリ、vsベルギー)ともに4-0で勝利しました。
対戦国の状態も様々(チリは品質高い、たまたま4-0というスコアになっただけ。ちょっと変わっていれば2-2とかは普通にありえた。逆にベルギーは悪かった。4-0は妥当だし、もっと差があった。)だったというのもあるが、良い手応えももってW杯予選に向かえるのではないだろうか!

ということで、オイラが感じた今回のキリンカップの総括を「全体としての意義・収穫」という点と「詳細のパフォーマンス」という点の2つの部分で簡単にしようと思います。

まずは全体として。
意義・収穫として以下の2つをあげておきたいと思います。

1、何にせよこのタイミングにゲームを行い、チームのコンセプトの確認・ズレの把握ができたこと

2、ポジション争いが熾烈になったというのを、内外に明確にできた、そしてそれが認知されたということ
つまり競争力があがった。底上げにつながるという部分です。
(中村俊輔ですら、危機感は必要であろう(持っていると思うが)。香川などは、これまで重宝されてきていたが、むしろ何のアドバンテージもなくなっていることを実感したのではないだろうか?むしろJ2にいること自体がマイナスであったのでは?という事実などの認識すら感じたりしているのではないだろうか。)


そして、各試合で見せたパフォーマンスという部分で感じたことは以下の点です。

3、今までは見られなかったシュートという意識が高まっていたように感じられたこと
ロングシュートの増加などからというのを理由にあげると、単純に見えるかもしれないが、実はそういう部分にこそちょっとずつ現れていたのだと思っている。
なので、何のためにプレーしているかを考えれば、これは良いことであると思っている。
そういう意味で本田のチリ戦での先制につながったシュートには意義があったと思っています。

4、オイラ的に攻撃の鍵とは、如何に変化(=ギャップ)を生み出せるかだと思っています。
そういう意味で、この大会では多くのギャップを作り出せていたと思うのです。そして、それが得点にもつながっていた。
これまでの代表には見られなかった兆候なので良かった部分としてあげておきたい。
(ロングシュートや中澤のオーバーラップ、中盤からの追い越し、斜めへの走り込み、岡崎のタメなど全てそうであろう)

5、サイドからの攻撃、クロスに対して中央が相変わらず薄い。これでは、サイドからのせっかくのチャンスを十分に活かせず、またその結果、危険を感じるのは中央からの攻撃だけになってしまい、相手に対して怖さをうしなう(幅がないため、読みやすい)。
サイドからクロスを上げるときに1人しかいないことが多い。これではという感じだ。。。(しかも高さについては捨てていると思えるほどない)
また、守備を良くやるのもとても重要であるが、トップが真ん中におらず、サイドにいすぎるのもどうかと思う。
この辺をさらに改善していければ、怖さのあるチームになると思う。


以上です!


オイラ的には、
今大会では、この人たちが印象的でした。

岡崎・・・体張れるし、クロスにニアに飛び込めている、シュートがゴールに飛んでいる。とても良かったです。
中村憲剛・・・彼のチームという感じでしたね。
長谷部・・・強さとスピード感が程よいという感じでしょうか。

これにプラスすると、
本田・・・シュートへの意識の強さがよく、それがチーム全体に良い流れを引き寄せたように思います。
中澤・・・やるべき事をしっかり分かっている。チリ戦のオーバーラップには感激しました!
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