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なぜFC東京は2-0で試合をクローズできなかったのか?【多摩川クラシコ】 [サッカー]

Jリーグ、多摩川クラシコをTVで観た。
FC東京が2点のリードを守れず、まさかの2-3と逆転負け。

日本では2-0は、一番危険な得点差などといわれるが、世界一般では2-0は、もうどうにもならない、実際には試合はクローズという点差である。
そして、今日の試合。
日本での格言どおり、通常では考えづらい2点差の逆転劇。
なぜFC東京は、2-0のリードの試合を勝利という形で試合をクローズできなかったのか?


時間は遡るが、前日にはブンデスリーガもTVで観戦(ヴォルクスブルグ vs ブレーメン)。
ブンデスリーガは、久しぶりに見たのだが正直驚くようなレベルの高さではなかったというのが感想だ。
むしろ、誤解を恐れずにいえば「これで優勝レベル?」と感じたほどである。
もちろん、身体能力の違いでぶつかればJリーグなどより強さはあるのだろうけど。。。

特に「?」を感じたのは、ディフェンスの戦術。
正直、Jリーグのチームのほうがディフェンスに対する意識・戦術は洗練されているのではと感じたくらいである。
さて、その試合はどうだったかというと3-0でリードしたヴォルクスブルグが、ゆるいディフェンスで危なっかしい部分も見せながらも1失点で押さえ、5-1で勝利し、マイスターシャーレを獲得している。

この2つの試合を観て、その理由を考えてみた。
身も蓋もないのだが、その違いとは、「民族性」「国民性」でしかないのではないかという風に思う。

ざるディフェンスのブンデスリーガだって、ふらふらしながらも結局は失点せず、クローズしていく。
この違いは、つねに外圧がないと変わらなかったこの国のあり方が試合の運び方にも出ているのではないかと思うのだ。
主体性がないから、思ってもいない有利な体制になったときに、どうしたらいいか自分たちで判断できない、いや頭では分かっている「つもり」なのだろうけど、中途半端な「切り替え」「実行」しかできていない。
それが、結果に出てしまうのではないだろうか?
今日のFC東京だって、クアドロスのPK、退場が原因ではないと思う。
そうさせてしまった、前の段階までのプレーに浮き足立った日本特有のものがあったのではないだろうか?

仮にそう仮定してみたとする。
では、どうすればキチンとクローズできるのだろうか?

単純に考えれば、これは、やはり外圧か?
つまり監督・チームの明確な約束事を作っておく、もしくは明らか過ぎるほどの明確化の指示。
日本人は、そのような分かりやすい指示が出た場合には、きっちりとそれなりに完遂するのではないだろうか?

あとは、その明確すぎる指示によって、攻める守備ではなく、引きこもりの守りになってしまう可能性。
そして、耐え切れない、パニックになってしまう可能性。
これがどうなるのか?
その辺の問題ではないだろうか?

結果どうなるかは分からないが、一度誰か試してほしいくらいである。。。


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