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2008年Jリーグ順位振り返り [サッカー]

今年のJリーグも優勝争いも降格争いも最終節までもつれましたが、全日程を消化し終了いたしました。
その結果は、以下の通りです。
第1節終了時点での予想との乖離を簡単に振り返ってみたいと思います。
(下記チーム名の後のカッコ内の数字は春の予想順位)


優勝:鹿島アントラーズ (2)
2位:川崎フロンターレ (1)
3位:名古屋グランパス (16)
4位:大分トリニータ (12)
5位:清水エスパルス (6)
6位:FC東京 (9)
7位:浦和レッズ (4)
8位:ガンバ大阪 (3)
9位:横浜Fマリノス (5)
10位:ヴィッセル神戸 (13)
11位:柏レイソル (7)
12位:大宮アルディージャ (15)
13位:アルビレックス新潟 (8)
14位:京都サンガ (14)
15位:ジェフ千葉 (11)
16位:ジュビロ磐田 (10)
17位:東京ヴェルディ (17)
18位:コンサドーレ札幌 (18)

さて、優勝の鹿島ですが予想は、外れましたが順当でしょう。
内容的にも昨年に上積みされていますし、メンタル面での強化(勝ち慣れてる)も見えました。
優勝予想にしなかったのは、スケジュールの問題を懸念していただけであり、実際ACLの間は、苦労していたように思います。
ACLのアデレード戦(実際は、ここが決勝戦だったような気がします)で惜敗し、Jリーグに集中してから持ち直したと考えれば、悪くない予想だったとも思います。
(優勝争いをすべき他のチームが脱落したというのも助けた要因でしょう)
来年は、チームの予算との兼ね合いもあるのでしょうが、選手の流出を防いだ上に上積みをして、今年以上(タイトルのダブル以上)を目指さないといけないと思います。

2位の川崎フロンターレは、昨年からの上積みを狙いフッキを復帰させて初優勝を狙いました。
これ自体は、正しかったと思うのですが、結果論で言えばフッキがフィットしなかった。
その結果、序盤戦の出遅れとなりました。
関塚監督の体調不良による監督交代も乗り越え、昨年からのベースを元に上手く立て直し追い上げたが、いかんせん届かなかったというのが実状かと思います。
(我那覇問題もあったしね・・・)
フロント・現場を含めた序盤の混乱が致命傷になったと感じます。
来年は、何かを1枚加えた上で優勝を狙いたいというか、来年あたりで何とかしないとしばらく厳しくなりそうな予感もします。
ただ、ACLがあるしなぁ・・・。

3位の名古屋グランパス。
大きな驚きのひとつです。
ストイコビッチ監督が未知数(というかダメだろうと思っていました)だったため降格候補にしていました。
(加えて元々ここは、フロントがイマイチの印象もあるしね)
しかし、嬉しい誤算で、現役時代とは違い、現実的なサッカーを指向し、采配もある意味シンプル。
でも真価は来年と思っています。

4位、大分トリニータ。
ここもノーマークでした。
タレントも結構いいので、選手の流出を防いだ上で、来年はさらに上を狙いたいですね。
というかそうでないと、また中位のチームとして認識されるだけになってしまいます。
(チームの財政はどうなっていたっけ?)

6位、FC東京。
よくやったと思います。
予想では9位としていましたが、正直今年は城福監督には良い土台作りを何とかと思っていました。
その土台が否定・崩壊しない程度の順位という事で何とか一桁順位に飛び込んでもらえればという感じでした。
下の選手や外部からの突き上げ等チーム全体としてワンランク上を目指し、来年も上積みしないといけないチームと思います。

7位、浦和レッズ。
チーム資金力、メンバー構成だけを見れば負け過ぎです。
フロントの失敗、ピッチで展開するサッカーが迷走すればこうなるという事です。
今シーズンは、大失敗といえるでしょう。
立ち直れるか不安ではありますが・・・。
でも、正直昨年から、この兆候は出ていたと思います。
それでも昨年までは守備は何とか保っていたので4位くらいは確保できるかと思っていたのですが、ビジョンの見えない中では、崩壊・迷走・暴走だったという印象です。
いずれにせよ浦和には、この状態では困ります。
来年とは言わないし、不安もあるのですが、正常に建て直し、進化していただきたいものです。

8位、ガンバ大阪。
ここも負け過ぎです。
マグノ・アウベス、バレーと前線に色々とトラブルを抱えたのがこの順位になってしまった最大の要因と思います。
良いサッカー(観ていて楽しい)をするというイメージもあるのだが、なんか軽いというイメージもある。
あまり試合巧者という感じがないという意味では鹿島とは、間逆ですね。

9位、横浜Fマリノス。
ある意味、来年の注目チームな気がする。
序盤は、降格も危ぶむくらいの悲惨な状況だったが、監督交替が本当にうまくいったといえる。
この力が、本当なのか。
もし本当であれば来年は、もしかしたらという感じがする。
ただ、なんにせよ世代交代なり下部組織等からの突き上げでチームは生まれ変わりの時期なのだろう。
ここを上手く乗り切れれば面白いかもしれない。
(にしても今年序盤の低迷は、現日本代表監督の岡田さんの遺産のような気がしないでもないが。。。気のせいか?)

15位、ジェフ千葉。
いやもう、最終節はミラクルでした。
最終節だけではなくて、シーズンを通して選手たちは、よくあきらめなかったと思います。
開幕当初から内容は悪くなかったと記憶しています。
だから降格候補筆頭に思っていたのを随分上げていたのだけれど、ホントに序盤は結果がついてこなかった。
そして負のサイクルにはまり込んでいった。
正直、絶望的な流れだったのですけどね。。。
途中から引き継いだミラー監督も良い仕事をしたと思います。
しかし、一方で例年というか、千葉のフロントには疑問があります。
その辺を何とかしないと、来年も選手流出の挙句、残留争いの中というのもありえると思います。

16位、ジュビロ磐田。
世代交代に失敗の上に、長引いて、チームのサッカーの方向性さえ見失いつつあるという感じです。
正直、正念場な感じがします。
まずは、入れ替え戦でしょうが、残留失敗するとエレベーターチームになってしまう可能性すらあるような気がします。

17位、東京ヴェルディ。
予想とは当たってしまったのですが、内容は大きく違っていたと記憶しています。
ここも柱谷監督が不安で低い順位にしていたのですが、開幕戦を見た時、派手さはないがチームとしては、ある程度ビジョンも感じられ、良いチームになっている感じもありました。
同じ新監督としてFC東京とどちらが結果を出せるか同列に見ていたものです。
(城福監督にはU日本代表監督経歴があった分だけ上に見ましたが)
しかし、ここも狂ったのがフッキという圧倒的な存在のせいだったと思っています。
それまでは、チーム全体でサッカーをしていたが、フッキという圧倒的な存在の加入で戦術がフッキになってしまいました。
最後までヴェルディにいてくれたなら、何の問題もなく残留していたのでしょうが、実際には彼はポルトガルへ行ってしまった訳です。
フロンターレとヴェルディ。この2チームは、ある意味フッキに振り回されたといってもよいのでは思っております。

18位、コンサドーレ札幌。
特にありません。J2を勝ってたサッカーでは厳しい(去年までは、J1で勝てるサッカーと、J2で勝てるサッカーは違っている)と思っていたので、変えようと思っても京都ほど極端にも変えられず、それでは結果的に厳しいだろうなと、ある意味予想と現実が一番マッチしたのがここでした。


以上長くなりましたが、今年のJリーグの順位振り返りでした!
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